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毎回聞かれる質問ですがこの仕事をしていく義務のひとつだと思って何度でもお答えします『ハンチングとコッポラの違い』についてです。

イタリア・シチリア発祥のつば付作業帽のことをコッポラといいまして、それには大まかに分けて2種類に分類されます。トップの部分が一枚でたこの足のように分かれている部分をつなぎ合わせて作る通称『モナコ型』といわれるハンチング帽タイプと八枚の『蝋燭の火の下を切り取った』形のパーツをつないで出来たキャスケットタイプがあります。
両方ともコッポラと呼ばれるのですがハンチングタイプはパレルモ、キャスケットタイプはカターニャ地方で発祥したと言われています。
世間一般にいう『ハンチングとキャスケット』と『コッポラ』の形の違いをいうことは難しいですが、特徴といいますと両方ともやや『野暮ったい』雰囲気があります。横に広がったクラウンは顔幅に対してかなり大きいので初めてかぶった方は違和感があるというよりピエロのようにみえて『似合わない』と思うのは普通です。比較的ハンチングタイプのコッポラはそうでもなく受け入れてもらいやすいですが他のお店で見かけるものと比べてうちの店のものは横の広がりが目立つかもしれません。それが個性だと思われる方には非常に興味深いと思ってもらえると思います。どちらかというと『かわいい』ニュアンスを出すのにいいアイテムかもしれません。

当店でも細かい違いですが何種類か型の違いがあります。Khdで始まる品番のものが特にそうですね。オンラインショップにはまだ載せてませんがKcから始まる商品はキャスケットのタイプでもっと横に広がってますので帽子に慣れてない人は難しいかもしれませんが決してかぶり手を選ぶものではないのでチャレンジしてもらいたいものです。
キャスケットタイプハンチングタイプ
左:キャスケットタイプ(カターニャ風)、右:ハンチングタイプ(パレルモ風)
2011/03/31(木) 19:33 コッポラについて 記事URL
先日のブログにうちの商品を表す表現として『野暮ったさ』ということを言いました。
その際にも言いましたが決して本当に野暮ったくなってしまってはいけないのでやはり考えを持って組み合わせていくことが大事だと思います。最近の言葉で特に女性が言うところの『かわいい』というのは何もほんとにかわいいだけでなくその対象は限定されていません。時には『かっこいい』の最上級になったりもしますので額面どおりには行かないケースもよくあります。

話題になった『わさお』という犬ですが『ぶさかわ(いい)』という新しい言葉すらありますしほかにも『きも(ちわるい)かわ(いい)』など。英語で『Cool』は男性が中心のほめ言葉で『Hot』は女性の場合が多いですがもともとの意味は、説明するまでもありませんが温度を表す言葉ですね。話は長くなりましたが、『野暮ったい』という言葉も今をしていえば『山ガール』『森ガール』などのファッションはやや街で表現するには『野暮ったさ』を逆手に取っているような気がします。カーペンタールックやひょっとするとミリタリーものなんかもそこのへんが絡んでるかもしれませんね。

別に『やぼかわ』なんて言葉を作らなくても(もうあるのでしょうか?)よいのですが。『アルプスの少女ハイジ』のペーターのようなファッションもかわいいと思われるでしょうからコッポラをかぶってベストを羽織っていつの日かその言葉が使われるときにうちの店がその代表格になってるかもしれません!?
ちんぴら
2011/02/22(火) 17:32 コッポラについて 記事URL
割と知識欲というものをくすぐられる方も多いと思いますので少しお話します。

帽子にもいろいろありまして名前、種類を正確に把握しておくと安心でしょう。ところがよく似た帽子でも名前がいろいろあってわかりにくいのが現状です。 当店で扱っている『コッポラ』、私店主はあえて『シチリアンスタイルハンチング帽』といっておるわけですが名前としては日本に入ってきたのがハンチングのほうが早かったわけで認識されやすいからです。 『形や特性』での違いがわかりやすいほうが覚えてもらえるのでしょうがイタリア人でも区別つかない、というより知らない人が多いですので困ります(泣)。

あえて帽子業界の専門的な用語を駆使すれば『モナコ型ハンチング』と呼ばれるものがハンチング型『コッポラ』になるのでしょう。 

とは言うもののそれを知っている人はさらに少ないわけで、形の特徴を言いますと 『丸っこい』 『野暮ったい』 というのが私の解釈している印象です。しかし本当に 『丸っこい』 『野暮ったい』だけだとカッコよくありませんよね。
そこをひねってもらうのがイタリア流というかシチリア風というか、『背伸びしている少年風』、『気取っているけどかわいらしさのほうが前に出ている』、『形は地味で年寄り臭いけど色柄がハジケている』といったところでしょう。
もちろんうちのコッポラを買ってもらってそのままでカッコいいのは当然だと思ってお勧めしていますが、イタリア人にかなうためにはそれ相当の努力も必要になってくるわけです(汗)。
2011/02/17(木) 16:11 コッポラについて 記事URL
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