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何かにつけ最近よく好まれるのが『〇〇放題』といわれるシステムではないでしょうか。
一番多いのが『食べ放題飲み放題』ですかね。『バイキング』というのもとり放題のシステムとかぶってる感じもしますがこれは勘違いです。好きなように取り分けることが出来ますが、何回もお代わりしたりするという事が本来は含まれないんですね。『夏のビアガーデン』なんかは元を取らずにはいられないとばかりに無理したりすることもあるんじゃないでしょうか。

そもそも『元を取る』という考えに到るところから考察してみますと土台無理があります。私本人がひとりで元を取っても、たとえば一緒に行った方がそうでないことはよくあります。ましてやそんなことを考えないで経営しているところなんて太っ腹すぎます。結局は元を取るのは『元締め』といいますので、それに踊らされているだけのような気もします。

それでもわれわれ日本人は『放題』の2文字が大好きですね。まず考えられるのがお金の計算をしながら飲食をしなくてよいという理由でしょうか。『〇〇円で飲み放題』だったら安ければお得感はあるでしょうし高い場合でもそれ以上出す必要がない(心配がない)ので安心なのでしょう。たくさんの人と行く食事の場合は誰がたくさん飲んだとか食べたとか言われなくてすみますしね。

でも本当にそれが一番よいシステムなのか疑問です。まず、そんなに飲んだり食べたりしたくない人からすると同じ値段で質の違ったものを手に入れることが出来るでしょう。それに、出すほうとしても一定のクオリティはクリアしてもあまり変わらないなら原価の安いものを提供したくなるのは当然です。『La Qualita' di Vita』、イタリアの友人が言っていました。『人生の質』というものを基準に生きていくことが幸せなのだと。もちろん時にはバランスを取ることも必要になるかもしれませんがあくまでもそれはその人の生き方です。

『〇〇放題』が好きな人はめんどくさいんじゃないでしょうか?自分で選ぶ基準がお金だけなので(安くても高くても)『安くてうれしい、高いからいい品物』になってないでしょうか?
めんどくさいはイタリア流に言うと『かっこよくない』のです。自分の判断基準を持った(時にはしつこいくらい)彼らの生き方は血の流れ方までかっこよいです。人に合わせないということは疲れたりたいへんだったりしますがもれなく『かっこよい』が付いてきます。

といっても夏のビアガーデンには行きますが(笑)。サルト
2011/03/02(水) 22:46 その他 記事URL
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