スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
さて、ハンチング帽専門店ですからハンチングの似合う人の分析をしないと何をしているかわかりませんのでこの方を。たくさんの方々が今まで店に来られて『わぁ、ビギンみたい』とコッポラをかぶった感想をされました。『ビギン』でくくられてしまうくらいこの人、いや、このバンドのアイコンになっているといっても過言ではない『比嘉栄昇(ひが えいしょう)』氏です。変な話この人の名前は知らなくてもバンドの名前とハンチング帽だけを知っているという人もかなりいるはずです。みなさんが 『ビギンみたい』 というときは大体が『似合っている』意味合いよりは、やや『おどけた(おふざけ)』のニュアンスがあります。決してこの人を馬鹿にしているのではないのでしょうがなぜかそういった雰囲気で表現をしている人がほとんどです。この人は似合っているのでしょうが、あまり『似合っているというこの人に似ているといわれたくない』的なやや自虐的ともいえるコメントだと思われます。なぜでしょうねえ?この後も紹介していく中で必ず出てきます憂歌団の木村充揮氏も同じです。似合っているのにややおちょくっている理由として考えられるのは、1.彼らが絶対的な二枚目風ではないから 2.彼らに似ているということで自分が控えめな表現をしている というのがほぼほとんどの人のいいわけでしょう。それならものすごい二枚目で似合っている人がいればそれに似ているといえば・・・実は二枚目で、しかも二枚目に見えるかぶり方でハンチングをかぶっている人が非常に少ないんですね。二枚目は全部見せることで喜ばれますから。
さて本題です。ともあれ分析してみましょう。
(クリックして拡大)比嘉1
この方の顔の横と縦の比率がほぼ同じという特徴があります。顔の重心がやや下にある『子供顔』の代表格ではないでしょうか。帽子の比率が縦0.6に対して高さが1、理想的なかぶり方をしていますね(前回参照『似合う帽子の見つけ方 パート4』・黄金比率)。全体の長さの合計も1.4ですし彼の帽子をかぶったときの全体の印象はやっぱりバランスよく見えるのでしょう。かぶり方が上手なのでしょう。
2011/04/12(火) 22:34 似合う帽子 記事URL
似合う帽子について様々な条件と要素がありますがまずバランス、比率の観点から究明していきましょう。黄金比、黄金率という言葉をご存知でしょうか?これです。
黄金比(クリックで拡大)
と言っても分かりにくいですが、物凄く大雑把に言うと『1対1.6ぐらいのバランスが綺麗に見える』(かなり省いてます)という事です。では何がその比率であるべきか。これを見てみましょう。

彼の名前は言わなくてもわかる人が多いと思います、そう、帽子をかぶらない姿を見ることが無いくらい帽子をかぶる人のイメージが定着している『テリー伊藤』氏です。彼の帽子と顔の大きさを比較して見ましょう。
テリー5比率(クリックで拡大)
帽子の高さが1に対して幅が1.24、顔の見えている部分の長さが1.16です(顔の幅が0.92)。写真での計測で誤差もありますから顔の長さと帽子の幅は大差ないと思いますが帽子の高さに対して2割前後の違いしかありません。どちらとも黄金比には遠い数字です。顔の長さと帽子の高さを足したものが顔の幅に対して2.3倍ですのでやや長すぎる感じです。そういわれてみるとやや頭が長く見えますね。もう少し深くかぶってもいいかもしれませんね。
それでは彼が高さのない帽子をかぶっている場合はどうでしょう。
テリー4比率(クリックで拡大)
これはどうでしょう、帽子の高さに対して顔の見えている部分の長さが約1.55倍、黄金比に近いバランスです。一方、帽子の幅に対して帽子の上から顎の下までの長さは1.23倍、ちょっと帽子の高さが足りないか顔を見せている部分が長すぎるかもしれません。これも深くかぶることで顔の露出部分が減り、帽子の高さが確保できるかもしれません。
ただし、彼は有名タレントの中でも特別なかぶりこなしをしている方だと思いますので一般人が全く同じかぶり方をするのは少し勇気があるかもしれません。それでも参考になるのでじっくり見ていきましょう。
2011/04/11(月) 22:40 似合う帽子 記事URL
このテーマは暫く続けて研究していこうと思います。前回までも繰返し言いましたが『似合う帽子』というものを法則どおり出せるアドバイスはありません。しかしやはり『形』としての似合う似合わないをシンプルに出せる答えを求めている方が多いのもわかりました。これは何学で解明したらよいのかわかりませんが図形もしくは比率(バランス)の観点から導き出すのが皆さんに理解してもらいやすいかもしれません。
顔の形図形1
図1
顔の形は千差万別ですが眉毛の位置が極端に人と違うという人はいないとしましょう。どうですかね、頭頂部から約3分の1あたりがそうでしょうか。
顔の形図形2
図2
眉毛の位置まで帽子をかぶるということは見えている部分が上の図2のようになるわけです。
ここで問題になるのはこの見えた部分の顔と見えない隠れた部分に載せた帽子の形が顔に対して『どうあれば似合っているか』、ということですね。

一番左の三角形は上が切り取られて台形になってます(南伸坊さんのように)。あごが張ってるということになりますがそんな方が頭の形に添ったニットキャップをかぶると頭の形がくっきり出てしまい余計強調してしまいますね。

左から2番目は反対にあごが細くてとんがっているタイプ、小顔の方に多いですが幼く見える場合もたびたび。こんなときキャスケットなどのゆるくて大きめのシルエットの帽子は幼さ倍増、それを求める方は良しとして大人に見せる場合は困りますよね。

左から3番目は少し幅のあるタイプ。これも1番左同様に、出ている部分の強調をしたくない人は少し膨らみがありつばのあるハンチング(シャープなハンチングは逆効果)で幅をぼやかす工夫を。横に広いつばを持つものは肩幅や体の長さにも拠りますのでここでは明言できません。

つばの形(前に出ているか横にもあるか)によっても印象は変わります。深くかぶってつばを下に向けているだけで自然と顔の露出する部分が短くなるので面長の人は使えるかもしれないテクニック。いや、今はテクニックじゃなくって数学的に答えを導き出しているところでした。

では実際に皆さんが目にする、たとえばテレビで見るかただとわかりやすいのですが帽子をイメージアイテムにしている人はかなりいます。次回はそんな人を例に分析してみましょう。
2011/03/24(木) 17:39 似合う帽子 記事URL
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。

ご意見・お問合せはお気軽に

ご意見ご感想お待ちしております。
お返事が必要な場合は必ずメールアドレスをご記入下さい。(コメント欄には表示されません)